株式サヤ取り入門―確率論に基づく「上野式」でシンプル投資 (現代の錬金術師シリーズ (59))
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株式サヤ取り入門―確率論に基づく「上野式」でシンプル投資 (現代の錬金術師シリーズ (59))
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ジャンル: | 本
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セールスランク: | 67746 位
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発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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参考価格: | ¥ 2,940 (税込)
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賛否両論ですが・・・。
この本だけでサヤ取りトレードが完結できるようにしようと意図した筆者の熱意が感じられる良書だと思います。
私は主にデリバティブを駆使する個人トレーダーです。
上野式FXサヤ取りの実践者でもあります。
上野氏は「FXのサヤ取りというのは便宜的な呼び方であって、商品先物や株式のサヤ取りとは本質的に違う」
ということを常に述べています(本書にはなぜかその前提が書かれていないので誤解を与えると思います)。
氏は別に林輝太郎の弟子でも何でもないので、別の主張をすることがあって当然だと思います。
サヤがトレンドで動いたら、この理論が通用しないのは言わずもがなのこと。
そのようなノイズ除去のために、長期と短期の相関係数をチェックしようという主張です。
ともかく、今まで株式のサヤ取りの経験がなかったので、ぜひ実践しようと思います。
相場データ取得・分析のためのアプリケーションCD-ROMがバンドルされていたり、関連サイトでExcel版の玉帳
(ポジション管理のフォーマット)がダウンロードできたりと、大盤振る舞い、お得で価値あるノウハウだと思います。
大いに怪しい投資手法
レンジ相場の時は良いがトレンド相場の時は、殆んど使い物にならない手法である。
特にFXにおいては顕著である。相場の急変でも枕を高くして眠れたり、
宇宙の法則に適った科学的投資法ましてやフリーランチ等とは、甚だ無責任な論法である。
ことさら、他の投資法が危険なように表現しているが、結局それはリスク管理次第である。
上野式とかいうこの投資法自体不安定で、まだまだ多年月のバックテストが必要ではないだろうか。
ま、こういう考え方もあるのだと捕らえてもらう程度の書物だと思って宜しいでしょう。
参考程度に読むべき本
信用取引の説明とか用語の説明が後ろのページに書かれているが、サヤ取りをやるような人はこんなことはわかりきっている。
何よりもあきれたことは、ところどころ林輝太郎氏の引用があり、筆者は林氏を心の師と仰いでいるが、林氏は「つもり商内は百害あって一利なし」、「相場観を養うのではなく、実践家になるべき」、「利益目標を立てるのではなく、その前に技術を会得しろ」ということを言っているが、この筆者は説明の中でシュミレーションをやっているし、「相場観を養うことが大切」、「億万長者になるための今後の計画は?」などといっている。
自身、取引をやっているようなのでまあ、実践家なのだろうが、私は首を傾げざるをえない。
林氏の著作のほうがずっと為になることは確かだ。
私が今まで読んだ本の中で3本の指に入る愚作だ。
FXの鞘取り????????
株式の鞘取りについては、何も言いません。
しかし・・・・FXの鞘取りははっきり言ってインチキです。理論的に有り得ません。
GBP/JPY?EUR/JPYをペアにした例をあげますが、このペア鞘の拡大・収縮
はGBP/EURの上げ下げと同じことです。つまり、GBP/EURが上がったから次
下がるだろうと言ってることと同義なんですね。全く意味不明です。こういう子供騙し
のバカ理論が堂々と載せられてる点で本全体に不信感を抱かざるを得ません。
売買両建て?の投資術
株式売買において、2つ以上の銘柄をペアにして、その価格差が広がるのか、縮
まるのかをしかけるやり方のようです。
NTTを買って、KDDIを空売りする仕掛けが(P31-)例として載っていました。
上昇相場のときにNTTを買うのは分かるのですが、同じく上昇していくKDDIを売
る(空売りする)部分が、最初は難解に感じます。2回ほど読むとなんとなく求
めている利益(サヤ)というのがぼんやりとつかめてきました。
基礎的な「サヤ取り」の概念、パソコンを使ったトレードに必要な準備(ソフト
の使い方など)など丁寧に書かれている印象を受けました。
パンローリング
株式サヤ取り教室―安全有利な裁定取引 サヤ取り入門[増補版 (現代の錬金術師シリーズ) 株式サヤ取り講座 (同友館投資クラブ) DVD 商品市場のサヤ取り入門 株式サヤ取りの実践
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