自分の男を見る目に自信がなくなったときに
なるほどと思ったのは「先回りして言わない」ということ。
しかし文中に「ミキサーでいつも木のスプーンをまぜてしまう」ような亭主がでてくるが、そんなのにもだまっていなくてはいけないぐらいならむしろ一人のほうがいいかも・・・とも思ったりしますが。
この本に書かれていることは「生活費を家に入れる等、普通のパートナーとしての責任を果たしてくれる旦那を持っている。でも最近昔みたいに関係が素敵に思えなくてなんだか不満に感じている」人には有効かなと思いました。
お互いが相乗効果を得るための最善策
この本は妻用(あるいはこれから妻になる人)です。モラ夫ではこれを実行する甲斐がありませんが、そうでない夫婦の場合、「夫婦のあり方」を見直すのにとても参考になるとおもいます。題名からして「男に主導権を譲る?」といささか疑問を感じるかも知れません。「亭主関白」よりも「女房の尻に敷かれる」方が家庭は上手く行く・・・と言う迷信のようなものを信じていませんか?力で上に立つ、あるいは決定権を握ろうとするのは夫であれ妻であれ反感を持つこと間違いなし。しかし、お互いが譲る気持ちで実はどちらも主導権を手放すことなく上手く寄り添って行ける方法があるとしたら、この方法しかないとおもいます。
それはまるで結婚前の2人に戻ったような、不思議な感覚に驚くことでしょう。読むうちに「かつて自分がやっていたこと」だと気が付くこともありました。愛されたいなら愛すること。優しくされたいなら優しくすること。私はこのことを考えてやっていた時は確かに成功していたと気が付きました。夫婦をやり直すことを決めて歩み始めた当初、20年近く一緒にいた夫婦なのにとまどうことが沢山ありました。言いたいことが言えてなかった、伝えたいことが伝わっていなかったと分かったからです。ならばと思い、原点に戻ってやり直そうと思いました。結婚前のドキドキやわくわくが甦り、今まで一緒にいたのになんて浅いつき合いだったのかともったいなく思いました。一度の人生です。良きパートナーと良き結婚生活を送り充実した人生にしたいじゃありませんか。失敗したかな?と思っているならなおのこと、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。元々は求め合って結婚した2人ですもの。初心に返ってみませんか?
この10年間で一番ためになった本
原書が発売・話題になったとき、ちょうど米国暮らしでしたので、原書を読みましたが、素晴らしい内容だとおもいます。 内容の趣旨の根本にあるのは非常に深い思想ですが、それをおくびにも出さず、解りやすくユーモアを交えて作者自身の経験も交えて語っているのには感服し、とてもためになりました。 著者いわく、夫が1)暴力夫 2)ギャンブル、お酒、浪費をはじめとしたいわゆる中毒症状のある行為をやめられない 3)浮気者、の場合はこの本の内容を採り入れてはいけないそうです。 それ以外の、「普通の夫」を持つ普通の奥様であれば、この本の方法は非常に役に立つ本だとおもいます。 少なくとも私には幸せな結婚生活の基礎になっています。 日本語版の翻訳が素晴らしい自書を出されている中山庸子さんなので、きっと素敵な日本語訳になっているのではないでしょうか?
これから結婚する女性へ
私は結婚前に読みました。 そのせいあってか、旦那からたっぷりと愛情を注がれています★「パートナーの‘悪い予言は必ず的中する’という法則」のページは大変参考になり、恋人時代から実践しています。 彼が、何かを始めようとする時、重大な選択をする時に「どう思う?」と聞かれたら、「あなたならきっと成功するわ!」この一言でいいのです! 「無理に決まってるでしょ」「年を考えたら?」なんて奥さんにいわれていたら、旦那の能力はますます下がってくるものです。 愛し合って結婚した旦那をもっともっと信じてみよう!と思う一冊です。
旦那選びに成功してる人向き
例えば、旦那選びの段階でつまずいている人は、全部は実行できないと思いました。 なぜなら、財布は全部旦那に(自分の稼ぎも)、とありますが、浮気性やお金について計画性の無い旦那の場合、これを実行すると恐ろしい事になります。 彼の人間性に大きく問題が無い場合は、とても参考になります。 私は、余計な一言を飲み込んで喧嘩を随分と減らしました。 一歩ひく、彼を心から信頼し感謝すると言うのは女性の性格によっては、 実行しにくいかもしれません。 しかし、彼女から尊敬されてる、彼女にとって自分は最高の男だ!と 彼が感じてくれれば成功です。 だって、小さい事にあれこれ意見して、喧嘩し、不満を言ったり指図してくる 可愛くない奥さんと、自分を最高の男と思い、自分の事を信頼して、感謝してくれる奥さんのどっちを大事にすると思いますか?
三笠書房
新・良妻賢母のすすめ―愛としあわせを約束する26章 キム博士の新良妻賢母のすすめ―幸せを約束する究極の夫婦実践プログラム だから、彼女は愛される―男がずっと一緒にいたい女 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ) 新・良妻賢母のすすめ―より深く学ぶ解説テキスト 愛が深まる本―「ほんとうの歓び」を知るために
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