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魚釣るこころ―釣りの評論 (1982年)



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釣り人のあるべき姿とは

釣りの科学から13年して出版された本書は釣り人のあるべき姿を描いている。
P58から引用
「俺はどこどこでどんな大物を釣った」といって、まさに釣り天狗の見本みたいな話をしている。こう言う手合いには金まわりのよい作家とか、実業家に多い。私は、釣りのほんとうの使命は、こういうひとにぎりの特別な人のためにあるのでなく、子供から老人まで、たいした費用もつかわずに自然を楽しめるところにあると思う。金のある人が、釣りに金を使うのも結構である。そして自費出版して、天狗の鼻を高くするのも結構である。しかし、これが釣りのもっている本質的な意義ではないと言う事を私はいいたいのである
中略
外国で大きい魚を釣った“話”をしたり、書いたりするより、家の近くで小さい魚を、自然を愛しながら釣って楽しむことこそ、ほんとうの日本の釣り人ではなかろうか。私は日本の釣りの為には、“放流”という仕事より、よりよい釣り場を作り、保護するほうが正しい仕事だと思う。
引用終わり。
是非ご一読あれ。



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